2006年、大手クレジットカード会社 5社は、PCI SSC (Payment Card Industry Security Standards Council) を共同設立しました。
そして、カード会員データの安全な取り扱いと、クレジットカードの不正使用の低減を目的としたセキュリティ基準、PCI DSS が策定されました。PCI DSS コンプライアンスは、カード発行会社、加盟店、決済代行会社など、すべての事業者に求められます。
他のセキュリティ基準と異なり、PCI DSS コンプライアンスは、法では義務付けられていません。ただし、PCI DSS に準拠していない場合は、最高で月額 10万ドルの罰金が科せられることがあります。また、PCI DSS に準拠していない事業者は、クレジットカード決済の取り扱いを禁止される場合もあります。従業員ひとりひとりが自分の役割を果たし、PCI DSS 準拠に取り組んでいきましょう。
カード会員データは、必ず暗号化してから、Excel や Word、その他の形式のファイルに保存しましょう。
カード会員データを安全に保存できるのは、次のどちらでしょうか?(正しいほうをクリックしてください)
営業担当者が Excel 形式のファイルにカード会員データを保存する。
アプリケーションを使用して、カード会員データを暗号化してから保存する。
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顧客の領収書とカード会員データをファイルフォルダに入れ、財務担当者のデスクの引き出しに鍵をかけずに保管する。
すべてのカード会員データを鍵のかかったファイルキャビネットに保管し、その部屋自体にも鍵をかける。